文章修行家さんに40の短文描写お題

00. お名前とサイト名をどうぞ。また、よろしければなにか一言。
 名前:亜樹
 サイト名:すだち
 マイペースにがんばります。


01.告白 / 02.嘘 / 03.卒業 / 04.旅 / 05.学ぶ / 06.電車 / 07.ペット / 08.癖 / 09.おとな / 10.食事 / 11. 本 / 12.夢 / 13.女と女 / 14.手紙 / 15.信仰 / 16.遊び / 17.初体験 / 18.仕事 / 19.化粧 / 20.怒り / 21.神秘 / 22.噂 / 23.彼と彼女 /  24.悲しみ / 25.生 /  26.死 /  27.芝居 / 28.体 / 29.感謝 /  30.イベント / 31.やわらかさ / 32.痛み / 33.好き / 34.今昔(いまむかし) / 35.渇き /  36.浪漫 / 37.季節 /  38.別れ /  39.欲 / 40.贈り物

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

01.告白

 暗い部屋の中、少女はひとりパソコンの前で膝を抱えて座り込む。泳いでいた視線がディスプレイへと移った途端、キーボードの上を指が踊った。

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告白メールを打つ感じ?
書いてから、メールなら携帯かな、とも思ったんですが。まぁいいかな。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

02.嘘

 停車の衝撃で、男は目を覚まし電車を降りた。波に流されるまま改札を出る直前、男は懐に手を入れて固まると、途端波に逆らい走り出した。

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通勤時間をイメージ。うっかり定期を忘れるとひぃ!となりますネ。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

03.卒業

 使い古した教科書たちを積み上げては、少女は紐で結んでいく。青いノートを手にした彼女は、きつく目を閉じるとすぐに教科書を上に重ねた。

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落書とかみると、ついつい作業の手がとまりますよね。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

04.旅

 ニコニコと教師が男子生徒の肩を叩くと、少年は空の弁当箱を抱えたまま微笑み返した。終業のチャイムが鳴る中、二人は見詰め合ってまま。

・・・・・・
スリルを満たす旅。
食欲を満たす旅。

このあとはもちろん、お説教への旅なわけですが。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

05.学ぶ

 唇を噛んで、少女は震える掌を胸の前で握り締める。相手の赤くなった頬を見上げる戸惑いに満ちた双眸は、瞬く間に後悔へと色を変えた。

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学んだのは与える痛み。
二度と味わいたくないと願う痛み。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

06.電車

 彼の電車は空中を縦横無尽に走行する。上昇の途中、制御を失い落下した車両は持ち主の小さな頭に激突し、大きな悲鳴が木霊した。

・・・・・・
銀河鉄道は男の子の夢。
イメージとしては5才位の子。このぐらいが可愛いんですよね。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

07.ペット

 彼女が首を傾げれば、彼も同じ方向に傾げてみせる。舌を出せば同じく舌を。手を出し彼が上に重ね置こうとした瞬間、彼女はさっと手を引いた。

・・・・・・
イメージはワンコな彼氏。
掌の上でかるーく転がしてる感じです。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

08.癖

 朝食を終え彼は玄関へと向かう。靴を取り出し履きかけて、しかしすぐに手を止めた。改めて取り出したものは――――下ろしたてのハイヒール。

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春ですので。
おめでとう新しい自分、みたいな。
今日から俺は!みたいな。(俺だけど彼女ですけど)

いや最初は普通に「真新しい革靴」だったんですけどね。
その頃みてた昼ドラの影響が強くでてるなぁ(笑)

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

09.おとな

 そのコップをはじくと、高い音がひとつ鳴った。耳を離し、彼女は唸ってペンを走らせる。続いて隣のコップに視線をやり、再びペンを構えてみせた。

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そのはド。という。(…)
くだらない洒落ですいませんorz
 
にしても絶対音感用のテストなんてあるんでしょうか。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

10.食事

 少女は細い指先でページを捲ると、人差し指で文字を追ってゆく。微笑むというよりも恍惚に満ちた彼女のとなりで、少年はうんざりと息を吐いた。

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ぼくの彼女は腐女子です、という。
説明しないとわからない話は止めろってのねorz
 
なんとなく、杉/田ボイスが似合いそうな世の中に疲れた男の子希望です(…)

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

11.本

 ぶっちょう面の少年は、本をつかんだ手をゆっくり下ろす。足元ののびた男たちを見、ため息を吐く少年の目の前で、少女が不敵に微笑んだ。

・・・・・・
本を武器にしちゃいけません!
さて仕掛けていたのはどちらでしょう、なんて。
 
まぁ、どっちって指定するぐらいの文章考えろってのね。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

12.夢

 囲まれた、その瞬間目の前の敵へと斬りかかった。背後の攻撃を受け流し、返す刀で斬り捨てる。返り血を浴び剣をふる、彼女の叫びが木霊した。

・・・・・・
夢なんて、一体どこにあるというの。
 
 
ふわふわ楽しい夢路線も考えたのですが、まぁ、たまにはこういうのも。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

13.女と女

 下地を塗りファンデーションを塗り、眉を整えアイメイク、最後はチークにグロスで仕上げして。鏡を見、写るスーツ姿に彼は思い切り顔を顰めた。

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こんなにも『女』でいたいのに、現実はこんなにも『女』じゃない。
 
 
最初は『女』になりたい『少女』だったのですが。
こっちの方が念が強そうだなって思いこちらに。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

14.手紙

 荒い息をくり返す、彼の震える右手が空をきる。鮮血に染まり瞼は動かず、唇は言葉を紡がない。それでも彼は、腕をおろしはしなかった。

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それは、最期の想いを伝える手紙。
 
 
ダイイング・メッセージも、広い意味で『手紙』かな、と。
願わくば死の直前は、誰かに何かを伝えたいものです。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

15.信仰

 彼女は雑誌にハサミを入れる。散乱するファイルと、同一人物のポスターしかない部屋の壁。ハサミを動かす音だけが、部屋の中で響いていた。

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あなたは、私だけのもの。
 
 
すごいですよね。
アイドルとかジ○ニーズとか。
コンサートの勢いみてるとどこの宗教かとつっこまれても仕方ないなって思います(苦笑)